外壁塗装の屋根塗装工事で知っておきたいカバー工法・葺き替えとは?外壁塗装が雨漏りを引き起こすことも⁉︎
2022年03月01日
当記事では屋根塗装を行う前に是非知っておきたい住宅の屋根素材や、屋根の雨漏り工事に関する概要について紹介していきます。
日本の住宅に採用されている屋根には複数種類が存在し、屋根塗装が必要なものと不必要な素材が存在します。
そんな日本住宅に採用されていることが多い代表的な屋根素材について、以下の3点を深掘りしていきます。
日本住宅の素材として古来から使用されている、伝統的な屋根素材が「瓦」です。
また通気性が良いことから建物内部に水分が溜まりにくく、屋根裏に溜まる熱気や冷機を逃しやすいのも見逃せないメリットとなります(笑)
ただし屋根素材の中でも最も重量を誇るため地震に弱く、施工法から台風被害に遭いやすいといった災害リスクがデメリットです。
また瓦の素材にも複数種類があり、一例としては以下のような素材が存在します。
軽量で扱いやすく安価に施工できることから高い人気を誇る屋根素材が「スレート」と呼ばれる屋根素材です。
ただしデメリットとしては耐久性が低く通気性がないため、苔が生え防水シートや野地板といった下地が痛みやすいデメリットが存在。
金属板を加工して屋根素材として使用する「金属屋根」は、施工費用が安く軽量で地震に強いといったメリットから使用されていた屋根素材です。
近年では耐用年数が短くサビやすい上、断熱性が低いなどデメリットが多いことからトタン屋根は減少傾向。
一方ガルバニウム鋼板はトタン屋根のデメリットを解決し、金属屋根のメリットを獲得した良いところ取りの屋根素材のため近年人気が高まっています。
屋根工事で行う葺き替え(ふきかえ)工事とは、屋根材の下地を全て新しいものに張り替える工事の総称です。
防水シートの無数の穴は放置すると雨漏りといったトラブルが発生してしまうため、 屋根を構成する野地板といった木材を腐食させてしまいます(涙)
そのようなトラブルを未然に防ぐべく、屋根材を全て取り外し防水シートの張り替え・野地板の修理を行うのが葺き替え工事の役割です。
カバー工法とは既存の屋根の上に、軽素材の屋根を新しくかぶせることにより施行する屋根工事の一つです。
特にスレート屋根の上にガルバニウム鋼板を被せる施工法が一般的で、2004年以前のアスベスト保有スレートの屋根の場合は材処分費用も節約することができます。
ただしデメリットとしては瓦屋根や古いトタン屋根、劣化が激しい屋根には行うことができず、施工には一定の条件が必要です。
防水性能や屋根材の耐久性向上を期待できる屋根塗装ですが、場合によっては屋根塗装は行わない方が良いケースも存在します。
理由としては素材そのものに塗装が必要がないものや、屋根塗装を行ったとしても屋根材自体の耐久性が低くメンテナンスの意味がないものが存在するため。
アスベストが使用禁止となりノンアスベストの新しい屋根材として製造された結果、データーの不足により生まれた欠陥品のため築年数20年前後の住宅でスレート屋根を採用している場合には要注意。
本来30年近くの耐久性を誇るスレート材ですが、10年しか耐用年数が持たない上にリコールをしていないため吹き替えやカバー工法での屋根工事が強く推奨されています。
特にスレートなどの屋根素材は正しい配置により生まれる隙間がなければ、本来の防水性能を発揮することができないことも。
20年前に新築としてマイホームを購入し、スレート屋根を採用している住宅にお住まいの方が気になるのが自身の屋根素材が大丈夫かどうかではないでしょうか。
欠陥品のスレート屋根を放置していると雨漏りで住宅の内部が腐食し高額な修繕費用が発生するだけではなく、屋根素材の落下で人に接触するなどの大事故に繋がる事も。
屋根塗装を検討している方で気になる屋根素材の概要や、葺き替え・カバー工法といった屋根工事の詳細についてご理解頂けたでしょうか!
長年職人として培ってきた経験を基に実際に屋根の状態をしっかり確認し、現状の屋根に最も最適なメンテナンス方法として最適な施工方法をアドバイス♪
そのため数字や自社の売上のために、むやみに屋根塗装を推奨するといった外壁塗装の悪徳業者のようなご提案は一切行いません!
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