Tips


モルタル壁の外壁塗装をDIYする前に知らないと後悔する押さえていきたいポイント

2022年09月28日



サイディングと並んで採用されている住宅の多い、モルタル壁。

そんなモルタル壁の外壁塗装をDIYで施工しようか検討している方も多いのではないでしょうか。



当記事ではモルタル壁の外壁塗装をDIYする際に知っておきたい注意点やポイントの数々について紹介していきます。



そもそも外壁素材の1つであるモルタル壁とは？



モルタル壁とは「セメント・砂・水」を混ぜ合わせて作られた壁材で、耐火性が高く温かみのある仕上がりが特徴です。

サイディングと異なりコーキングを補填する必要があるつなぎ目がないので、コーキングの交換作業がないのもポイント。



ただし地震などによるひび割れが発生しやすく、クラックが起きている場合には修繕が必要になる場合もあります。



サイディングとモルタル壁の違いについては、以下の記事でも紹介していますので興味がある方は併せて参考にしてみてくださいね。




モルタル壁をDIYする場合に事前に知っておきたいポイント



モルタル壁のDIYを検討している方で気になるのが、事前に知っておきたいポイントの数々ではないでしょうか。


そこでモルタル壁をDIYする際に押さえておきたい4つのポイントについて以下の概要を深掘りしていきます。

  • モルタル壁のDIY塗装ははつなぎ目のコーキング撤去・補填の作業がない
  • モルタル壁のDIY作業は技術力が目に見えて分かりやすい
  • 足場代を浮かす為はしごでを利用したDIYは絶対にNG
  • ひび割れが発生している場合には修繕する必要がある



それぞれ順を追って概要を解説していきましょう。



モルタル壁のDIY塗装はつなぎ目のコーキング撤去・補填の作業がない



モルタルはサイディングボードが採用された住宅と異なり、外壁塗装前に必要不可欠な劣化したコーキングの除去・補填作業が必要ありません。

コーキングは住宅全体に使用されているため、劣化したコーキングの除去作業はDIYで行うには心が折れそうなほど大変な作業になります。



ただでさえ自身の時間を使って長期間の休日を返上してDIYを行う必要がある外壁塗装で、コーキングの工程が少ない点は嬉しいポイントではないでしょうか。


ただしクラック(ひび割れ)が発生している場合には、別途修繕作業が必要なのでモルタル壁のDIYはサイディングに比べて簡単という訳ではない点に注意が必要です。



モルタル壁の外壁塗装DIYは技術力が目に見えて分かりやすい



モルタル壁はつなぎ目やサイディング特有の装飾がないため、外壁塗装の技術力が一般の方でも目に見えて分かります。

そのため初めて外壁塗装のDIYを行なった場合、明らかに仕上がりがセルフリフォームだと分かる完成度になりがちです。




新築のような美しい仕上がりを求めているのであれば、DIYではなくプロへの外注化を検討してみても良いかもしれませんね。




足場代を浮かす為はしごを利用したDIYは絶対にNG



外壁塗装をDIYで行う場合、必ず必要になる道具が安全の確保と作業効率を向上させる足場の設置。

素人だと梯子を使って二階部分を施工しようと考えがちですが、高所作業での死亡リスクが非常に高い施工方法です。



片手がバケットに汲み取ったバケットで埋まった状態で、不安定な梯子の一番端まで何度も上り下りして少しずつ塗装する効率の悪さは想像も難しくないのではないでしょうか。



我々プロも足場の費用を浮かせるならカットしたいところですが、数々の現場を抱えてる都合上から安全性と効率を考えると必ず足場は必要です。



足場の施工費用は決して安くありませんが、掛け替えのない命を失うリスクと作業効率を考えると必要不可欠な道具の1つではないでしょうか。



ひび割れが発生している場合には修繕する必要がある



モルタル壁はひび割れが発生しやすい外壁素材なので、クラックが発生している場合には修繕を行う必要があります。

理由としてはひび割れを放置すると雨などの水分が侵入する入り口となり、外壁の内側を腐食して数々の修繕リスクを引き起こすため。



一例として壁の内側にある木材が水分で腐食すると、土がある場所では何処で現れることができるシロアリが発生するといったトラブルを引き起こしてしまいます。


DIYで修繕するためには外壁用のシーリング剤を打ち込むといった作業が別途必要になるので、塗装前に済ませておくのがおすすめです。



モルタル壁の外壁塗装をDIYで済ませるのがお勧めできない理由



外壁塗装のDIY事情を解説していきましたが、残念ながらモルタル壁の外壁塗装はDIYの難易度が高いというのが実情です。


そんなモルタル壁のDIY施工をおすすめできない理由について、以下の3項目についても解説していきます。

  • 一生懸命仕上げた割には耐用年数が短い
  • 高所作業は常に死亡リスクが付きまとう
  • 休日返上のため本業の疲れが取れない

それぞれ順を追って、概要を紹介していきましょう。



一生懸命仕上げた割には耐用年数が短い



DIYで仕上げた外壁塗装は、一生懸命時間をかけて施工した割には耐用年数が短い場合が殆どです。

理由としてはホームセンターなどで入手できる初心者でも取り扱いやすい塗料は、耐用年数が短い場合が多いため。



一方外壁塗装のプロが使用する塗料は、取り扱いが難しい代わりに耐用年数が長いプロ専用で独自ルートで購入した特殊塗料です。


外壁塗装の耐用年数は、長ければ長いほど足場の再設置費用が浮くため結果として長期間で見たコストが安くなるのも多いな特徴となります。


そんな耐用年数の長い外壁塗装が、長期間でみると最も安く済む理由についてなどの詳細は以下の記事でも概要を解説しております。

外壁塗装のリフォーム相場費用は？知らないと後悔する本当におトクな塗装工事の節約方法はコレ!




高所作業は常に死亡リスクが付きまとう



外壁塗装は2階以上の住宅であれば毎年死亡者が発生する高所作業の1つで、非常に死亡リスクの高い施工作業です。

特に安全に関わる知識が疎い初心者がDIYを行おうとすると、死亡リスクは更に上がってしまいます。



因みに足場を使用しない梯子を使用した2階部分の外壁塗装は、安全面と死亡リスクを考えるとプロの選択肢にも入りません。


そんな死亡リスクを抱えてまでDIYを行い事故が発生した場合には、医療費や仕事ができない間の出費で結果的にマイナスになることも。


事故リスクを考えると外壁塗装のプロに外注化してしまった方が、仕上がりも綺麗で短期間で施工できるのため一度検討してみても良いかもしれませんね。



休日返上のため本業の疲れが取れない



外壁塗装のDIYは数あるリフォームの中でも長期間の施工に及ぶため、数ヶ月間の休日を返上してDIYの作業を進める必要があります。

DIYを始めてしまうと高圧洗浄後には早めに作業を済ませてしまった方が良いので、休まず塗り続ける作業が必須です。



そのため本業とDIYを経行して進める都合上、休みなく働き続けないといけないため身体の疲れが取れない場合も。


自身の時間を購入すると考えて外壁塗装のプロへ外注してしまうのも、本業を抱えている方ほど検討してみても良い選択肢ではないでしょうか。



外壁塗装の失敗リスクを減らすシミュレーションソフトとは？



外壁塗装をプロに依頼する場合に検討したいのが、外壁塗装のシミュレーションソフトを利用できる専門業者への依頼です。

外壁塗装のシミュレーションソフトとは、専用ソフトでバーチャル上で塗装後の自宅を確認することができる最先端のツール。



そのため外壁塗装の際にイメージチェンジを行うのも用意で、従来の外壁塗装のような仕上がり後の失敗を防ぐことができます。


そんなカラーシミュレーションの詳細については、以下の記事でも概要を解説していますので併せて参考にしてみてくださいね。

外壁塗装の転ばぬ杖の先!?シミュレーションソフトで失敗知らずのイメージチェンジ




技術力が露骨に現れるモルタル壁は外壁塗装専門業者にお任せ！



モルタル壁の外壁塗装DIYを検討している方は、参考としてお役立ていただけたでしょうか。

ですがこれから外壁塗装を検討している方は、次々と疑問点が浮かび不安を抱えている方も多いのが実情です。



そんな外壁塗装の外注化を検討している方に向けて、東京都荒川区の外壁塗装専門業者である当社BOP AffectsではLINE友達登録による無料相談を承っております。



外壁塗装に関する悩みや不安な点など、なんでもご相談を承っておりますので、是非お気軽にご一報下さいね。






また外壁塗装に関するお問い合わせやお見積もりの申し込みについては、以下のフォームからご一報下さい！