自分で屋根塗装を行う方必見!知らないと後悔する注意点や想定リスク
2022年08月30日
素材によっては雨漏り対策として、定期的な塗装が必要不可欠な屋根部分。
当記事では自分で屋根塗装を検討している方に向けて、屋根塗装が必要な素材や注意点について解説していきます。
屋根部分は全ての材質で定期的な塗装が必要なわけではなく、素材によって塗装が必要なもの・必要でないものが存在します。
そこで雨漏りを未然に防ぐためにも知っておきたい、定期的な屋根塗装が必要な屋根材について解説していきましょう。
昔ながらのトタン屋根や近年人気のガルバニウム鋼といった屋根材は、定期的な塗装が必要になる素材です。
特に昔ながらのトタン屋根は一度錆が発生すると腐食が早く、耐用年数も長くて15年程度のため交換が必要になることも。
そのため金属系の屋根は定期的な屋根塗装によるメンテナンスが必要不可欠なので、錆が生じる前に再塗装を行うのが理想です。
昔ながらの平屋に採用されていることの多い、セメント瓦も定期的な塗装が必要な屋根材の1つ。
日本の住宅に採用されている粘土瓦と異なり、セメント材と繊維を混ぜて生成されたスレート(コロニアル・カラベスト)材に近い性質を持っています。
放置していると雨水による侵食により内部のカルシウムが溶け出し、スカスカで強度が全くない屋根になってしまうことも。
スカスカになったセメント瓦は交換する必要があるため、手遅れになる前に定期的な屋根塗装が必要になります。
セメントに繊維質を混ぜ込むことにより作られたスレート屋根も、苔といった汚れが発生しやすく塗装が必要となる屋根材です。
縁切りを行わない技術や知識が未熟な業者が施工を行った場合には、屋根塗装が原因で雨漏りを引き起こしてしまうことも。
そのためスレート屋根を使用した住宅の場合には、信頼できる施工業者への依頼が屋根塗装で失敗しないために押さえておきたいポイントです。
日本住宅で昔から利用されている粘土瓦は屋根塗装の必要がなく、寿命は50年以上と長期間の耐用年数を誇る屋根材です。
瓦屋根は漆喰の定期的なメンテナンスが必要なので、外壁塗装など足場を設置した際に一緒に補填を行うのがおすすめですよ。
屋根塗装が必要な材質を押さえた所で、自分でDIYを検討している方で気になるのが必要な道具の数々ではないでしょうか。
そこで屋根塗装を自分で施工する際に必要となる、道具の一例についても紹介していきます。
ペンキなどの塗料を施工部分に運ぶために必要な、四角いバケツのような塗料入れが「バケット」と呼ばれる道具です。
バケットは中にカートリッジと呼ばれる透明な交換式の中地を入れることで、違う塗料でも複数回使用する事ができます。
またバケットのサイズは数種類存在するため、適切なローラーのサイズを選定しなければ使用できない点に注意が必要です。
効率よく塗料を塗布するために必要不可欠な塗装道具が、ローラーやハケといった資材です。
特にローラーは広範囲を短時間で一気に塗り上げる事ができるので、屋根塗装を初めとした様々な塗装の現場で活躍。
ただしローラーは細かい部分を塗装する事ができないので、入り組んだ部分などはハケを使用して仕上げていく必要があります。
説明不要の塗料は、ホームセンターなどで初心者でも簡単に塗装できるタイプのものが販売されております。
ただし特殊な調合が必要なプロが使用する塗料に比べると耐用年数が短く、すぐに塗り替える必要がある点に注意しましょう。
窓ガラスや玄関タイルへ塗料の飛散で付着するトラブルを防ぐために、各養生も塗装前に準備する必要があるアイテムです。
屋根塗装だけではなく、外壁塗装でも必要な各養生の概要については以下の記事で詳細を解説していますので併せて参考にしてみてください。
塗料を確実に付着させるため、長年積み重なった汚れを水圧で除去する高圧洗浄機(ケルヒャー)も屋根塗装に欠かせない道具です。
特に苔などのしつこい汚れは屋根塗装の耐用年数に大きく影響するので、DIYでも確実に除去して塗装を行いましょう。
定期的なメンテナンスにより錆からの腐食を防ぐ事ができる屋根塗装ですが、自分で施工する際には注意点が数多く存在します。
そんな屋根塗装を自分で施工する場合に事前に知っておきたい、注意点の数々についても概要を解説していきましょう。
三角状の屋根など屋根の角度によっては登る事ができない形状の住宅の場合は、必ず足場の設置が必要です。
そのため明らかに足場の設置が必要で難易度の高い屋根だと想定される場合には、無難にプロへの依頼がおすすめです。
屋根塗装は住宅の屋根に登る高所作業という都合上、転落事故というリスクが付き纏います。
そのため費用を浮かせるために自分で屋根塗装を行うDIYは、命懸けともいえる施工となります。
安全とリスクを考えて少しでも割に合わないと感じた場合には、専門業者への依頼を検討してみては如何でしょうか。
屋根塗装は高所から塗料を塗りつける作業という都合上、飛散することも多い上に周囲に臭気が発生する作業です。
そのため洗濯物に臭いが移ったり車に塗料が付着したりなど、近隣とのトラブルが後を絶ちません。
そんな屋根塗装・外壁塗装で発生しやすい近隣トラブル例については、以下の記事で概要を解説していますので併せて参考にしてみてください。
自分で屋根塗装を行う際には塗料選びに失敗して、予想外の仕上がりになるケースも珍しくありません。
カラーシミュレーションは事前に撮影した住宅を元に、バーチャル状で塗装後の仕上がりが確認できる最先端ツールです。
そんなカラーシミュレーションに関する詳細は、以下の記事で概要を解説していますので興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
屋根塗装を自分で施工しようか検討している方は、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
また外壁塗装に関する疑問や質問について、東京都荒川区の外壁塗装専門業者「BOP Affects」ではLINEで相談できる窓口を設けております。
屋根塗装・外壁塗装に関する疑問点やご質問は何でも承っていますので、是非お気軽にご連絡くださいね。
また屋根塗装・外壁塗装に関するご相談やお見積もりに関しては、以下のフォームで申請できますので是非お気軽にご一報ください。