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外壁のサイディング・モルタルって何?サイディングの外壁塗装でおすすめの塗料と塗り替え時期

2022年01月28日



外壁塗装を検討している方で、ご自宅の外壁の種類をご存知でない方も珍しくないのではないでしょうか。

数十年に一度の施工となる可能性の高い外壁塗装の前は、妥協を許さないためにも大切な我が家の外壁の種類を把握しておきたいもの。



当記事では住宅に外壁として採用されている、サイディングボードとモルタル壁の違いや特徴について解説していきます!


更に近年住宅に採用されていることの多い、サイディングボードに関する知見について紹介していきますので是非参考にしてみてくださいね♪




住宅の外壁に使用される代表的な材質



結論から述べてしまうと、近年の住宅に使用されていることの多い外壁の主な種類は以下の2種類となります。

  • サイディング
  • モルタル



ですが名前だけを聞いても、それぞれの外壁がどんな特徴を持っているのかイマイチ分からない方も多いのではないでしょうか。


そんな方に向けて外壁2種類の特徴を解説していきますので、現在お住まいの住宅の外壁はどちらかを一度確認してみてましょう♪



モルタル壁



郊外やマンションなどの住宅に多く採用されていることの多い「水・セメント」を混ぜ合わせて作成する外壁が「モルタル壁」と呼ばれる外壁です。

モルタル壁は後述するサイディングボードと異なり継ぎ目のシーリング劣化が発生しないため、耐久度の高い外壁として高い人気を誇ります。



ただし地震や大型車両の通行などによる振動や乾燥収縮と呼ばれる現象が発生するため、非常にひび割れが発生しやすいのもモルタル壁の特徴です。

新築から外壁塗装を施す目安としては10〜15年くらいで、モルタル壁は防水性が無い特性を持つ都合上から早めの防水塗装が推奨されますよ♪




サイディング



都心の新築住宅に採用されていることの多い「セメント80%・繊維や増量材20%」を混ぜ合わせて作るボード状の外壁が窯業系サイディングです。


モルタル壁のように職人の手作業による左官で仕上げる必要がなく、短期間で仕上げることができるため比較的低コストで住宅を構成することができる外壁素材となっております。

ただしボードの継ぎ目となるシーリングが劣化するため、放置すると内部に水分が侵入し高額な修繕費が発生し住宅の寿命を縮めてしまうことも。



モルタル壁と同じく防水性は無いため、7年が経過した場合にはメンテナンスを施すのが理想ですね♪



築年数が浅い住宅ほどサイディングを外壁に採用している場合が多い



築年数が浅い近年の住宅に使用されている外壁は、サイディングボードを使用した外壁であるケースが多いようです。

理由としては職人の腕で仕上がりが左右されるモルタル壁と異なり、工場で作成することから品質・コストが安定しているため。



ただしサイディングは釘で止めているので、大工の施工が悪いとひびが入りやすいというデメリットも抱えております。

特に都会や戸建で使用されている傾向が強く、今風な雰囲気を持つ住宅は高確率でサイディングを採用しているケースが殆どです♪




サイディング外壁で再塗装のタイミングは…?



サイディングの外壁の場合、再塗装を行うべきタイミングはズバリ新築から7年経過した場合です。

理由としてはサイディングが工場から出荷された状態での塗装は、およそ7年で防水の効果がなくなってしまうため。



加えて外壁塗装のタイミングを渋るほど、家の内部に水分の侵入を許してしまいまい塗装以上の修繕費が発生することも珍しくありません


メカニズムとしてサイディングは外壁塗装による防水性能が失われると、外壁自体に水分が吸収してしまいます。

更に乾燥と吸収を繰り返すことで、膨張・収縮した結果「割れ・反り」といった現象が発生。



更に外壁自体が変形してしまうため、共に劣化したシーリング部分もヒビ割れや破損が伴い更なる雨水の侵入を許してしまいます


加えて放置し続けるとサイディングの固定部分も反りによる変形に耐えることができなくなり、大きなヒビ割れや割れといった現象に繋がってしまうことも。


家の基礎付近の柱を腐らせてしまうとシロアリ被害や柱の交換、家の傾きといった高額な修繕費へと繋がってしまいます


外壁塗装だけではなく更なる高額な修理費用を発生させないためにも、新築の場合には7年経過した場合の塗装がおすすめですよ♪



サイディングに最適!おすすめ塗装と費用相場



サイディングに施す外壁塗装は、洗浄してコーキングを施す流れが一般的な外壁塗装ですが気になるのがサイディングにおすすめの塗料ではないでしょうか。


そこでサイディングが採用された外壁に最適な塗料の種類を一例として消化しいてきますので、これから外壁塗装を検討している方は参考にしてみてくださいね♪



ラジカル塗料



サイディング外壁の場合には色を選ばないことから、相性の良い塗料としてベストなのが新技術を搭載したラジカル制御型の塗料です。

ラジカルとは塗料を劣化させるためのエネルギーの相性で、最新テクノロジーによりラジカルの発生を制御することで耐久性度を向上させることに成功。



耐用年数14〜16年と比較的長いにも関わらず、比較的コストを押さえて高機能を持つ外壁塗装を仕上げる事ができる注目の塗料となっております。


弱点として選べる色彩の種類が少ない点が挙げられますが、高い人気を誇るシリコン塗装と同等の費用にも関わらず機能性を上回る注目の塗料ですよ♪



無機塗料



数ある外壁塗装の塗料でも最高品質を誇る塗料が、劣化しやすい樹脂成分ではなく鉱物を中心に原料とした「無機塗料」。


耐用年数は約20〜25年と最長年数を誇り、フルローンで新築を建てた場合には住宅ローンの完済間際まで外壁を守ってくれる計算になります!

最高品質のため一回の施工料が最高値な点がデメリットですが、外壁塗装を施すたびに15〜20万円程度発生する足場の設置費用を浮かすことが可能です。



最長の耐用年数を持つ塗料という特徴から足場の設置が当面不要になるため、結果として長期視点で見るとランニングコストが最安値となります。


また雨水と一緒に汚れを洗い流すセルフクリーン機能が備わっているので、長い間美しい見た目を保ってくれるのも無機塗装ならではの魅力ですよ♪



フッ素塗料



フライパンの汚れを弾く素材としても知られる成分を外壁用の塗料に配合することで、長期間の耐用年数と汚れへの強さを獲得した塗料が「フッ素塗料」。

耐用年数はおよそ15〜20年で、無期塗装と同様に長期間の足場設置が不要になるためランニングコストが安い点が魅力の塗料です。



フッ素塗料の機能性は再塗装が難しい大型施設にも使用され、建造物として日本一の高さを誇る東京都のスカイツリーにも採用されています♪


無期塗装は高すぎるけど塗装には妥協したく無い方にもおすすめの塗料で、雨水や日光の影響で劣化しやすい屋根だけに採用する等の使い分けも可能です。


塗料の種類ごとによる使い分けでの予算が気になる方は、後述するLINE友達登録でお気軽に相談することも可能なので是非検討してみてくださいね!



外壁の塗装を行うべきサイン



外壁塗装を検討している方で気になるのが、外壁塗装を行うべきサインの見極めやタイミングではないでしょうか。


サイディングが採用された外壁の場合には「反り・割れ」の確認や、触ると粉状の物質が手に付着する「チョーキング」等が適切な塗装サインとなっています。

その他外壁塗装のタイミングや放置すると発生する恐ろしいトラブルの一例は、以下の記事でも概要を紹介していますので是非参考にしてみてくださいね。


外壁塗装のタイミングは?知らなかったでは済まされない放置しすぎると発生するトラブル



放置すると後から修理に高額な請求金額が発生することも…



外壁塗装は見た目の美しさを蘇らせるだけではなく、家の内部に水分が侵入しないようなバリアのような役割を果たしています

サイディングの場合には7年ほどでバリアの効果がなくなってしまうため、家の内部に水分が侵入してしまうことも。



家の内部に水分が侵入することで内部の腐食が進み発生する、被害と修繕費の一例としては以下の通り。

  • 雨漏り工事(〜200万円)
  • 断熱材補修工事(〜150万円)
  • 基礎工事(〜200万円)
  • 柱の修繕工事(〜300万円)
  • 家の傾きジャッキアップ(〜300万円)



外壁塗装以上の修繕費が発生することも珍しくないだけではなく、シロアリの発生やカビや苔の発生といった健康被害も見逃せません。


シロアリが発生すると家の中で少し大きめのブヨブヨとした柔らかい羽虫がリビングで大量に発生し、想像を絶する光景を目の当たりにすることになります・・・。



あなたの住宅は大丈夫でしょうか



放置するほど高額な修繕費が発生する外壁はサインが発生していないか、マメな点検を行うのが家の寿命を保つ秘訣です。

精神的にも金銭的にも嫌な思いをしない為にも、まずはサイディングに反りや割れといった現象が発生していないか確認をしてみましょう。



更なる修繕費や健康被害の発生を未然に防ぐためにも、早めに外壁塗装で保護の検討がおすすめですよ♪



自宅訪問の営業が怖い方・信頼できる業者をお探しであればご相談下さい!



大切な住宅の外壁塗装を行うか検討している方で気になるのが、依頼する施工業者は何処を選んだら良いかどうかではないでしょうか。

外壁塗装の訪問営業は、職人側と営業側の利害のズレにより手抜き工事といったトラブルに発展しやすいのが現状です。


その場で決断を求める営業の話を鵜呑みにする前に、まずは入念なリサーチを行うのが失敗しない外壁塗装業者選びのコツですよ♪



身の回りに外壁塗装に詳しい知人がいない方の為に、当サイトでは気軽に相談できるLINE友達登録でのご相談を承っております


外壁塗装の予算や再塗装を行うべきタイミングが適切か自分で判断できない方など、信頼できるパートナーとして是非気軽にご相談くださいね♪


また東京都荒川区の最寄りでご依頼希望の方は、以下のフォームで申し込みできますので是非お気軽にお問合せください!