Tips


外壁塗装のタイミングは?知らなかったでは済まされない放置しすぎると発生するトラブル

2021年12月16日


自宅の外壁が経年劣化してきたと感じる時に、気になる疑問がこちら。


「そろそろ家の外壁を塗り替えるべきか考えている、でもタイミングがよく分からない」

こんな疑問を抱えている方は記事を読み進めることで、以下の情報を習得することができます♪


  • 新築のマイホームを購入し数年後、どれくらいのタイミングで外壁塗装を行うべきか
  • 外壁塗装を行うベストなタイミングや目安・サイン
  • 外壁塗装のタイミングを無視して放置した場合に発生する悪影響
  • 適切なタイミングで塗装を施し、大切なマイホームを長持ちさせる方法

外壁塗装のタイミングって、正直なところよく分からない方も多いのではないでしょうか。


住宅購入後に数年経過し、そろそろ外壁塗装を考え始めている方々に向けて詳細を解説していきます!




新築マイホームの場合は10年後の外壁塗装が目安



結論から言うと、新築マイホームの場合に外壁塗装を施す目安は10年前後が理想です!


理由としては国内の住宅の外壁として使用される「窯業系サイディングボード」の製造工程に原因があります。

窯業系サイディングボードは出荷前に工場で防水塗装が行われますが、この時点の塗装は耐用年数が7年前後


新築の場合、窯業系サイディングボードに施された塗装の防水効果が切れる都合上10年程度が目安となるわけです♪

特に諸外国と異なり高温多湿な環境の日本では、外壁が四季折々の過酷な環境に晒されるため劣化しやすいと言われています(涙)


加えて定期的な洗浄を施していなければカビや苔なども付着しやすいため、10年に一度の塗り替えが目安となっている理由です。




外壁塗装を行うべき自宅に発生するサイン



新築のマイホームに塗装を行うべき最適なタイミングをお伝えした所で、気になるのが目に見えて現れるサインではないでしょうか!


外壁塗装は他のリフォームと異なり物理的に再塗装を施すべきサインが現れるため、簡単に目安を見極めることができます。

そんな外壁塗装を行うのに最適なタイミングを見極める、目安となるサインは以下の通りです。


  • チョーキング(白亜化現象)が発生している
  • 色褪せや汚れ・劣化が目に見えてわかる
  • 油膜の剥がれや剥離
  • クラックの発生

それぞれのサインの詳細や、見極め方についても順を追って概要を紹介してきますね♪




チョーキング(白亜化現象)が発生している


最も簡単に適切なタイミングを見極めるサインが、チョーキングと呼ばれる白亜化現象です!


チョーキングとは簡単に説明すると、外壁を触ると手に黒板で使用するチョークの粉のような物質が手に付着する現象

塗料は雨や紫外線といった外部の影響により、化学反応により分解されて粉のような物質になってしまいます(涙)


特に窯業系サイディングボードはチョーキング現象が起こりやすい外壁素材なので、初めての外壁塗装を行う最も分かりやすいサインです。


塗料自体が粉として分解され防水性能を失った外壁は建物内部が劣化しやすい状態になるため、早めの外壁塗装が推奨されるでしょう。




色褪せや汚れ・劣化が目に見えてわかる


そろそろ外壁塗装を行うべきか悩み始める、色褪せや汚れ・劣化といった現象も外壁塗装を行うべきタイミングの一つです。


特に外壁の劣化は放置すると、塗料の色味が損なわれるだけではなく汚れやカビ、苔などが付着しやすい状態になります。

汚れやカビは防水性能が損なわれるだけではなく、外観としても非常に見栄えが悪いのも大きなデメリットの1つ(涙)


外壁塗装は施工後に新築のような輝きを取り戻すことができる美しい仕上がりも魅力なので、見栄えが気になる方は是非施工を検討しましょう♪




塗膜の剥がれや剥離


塗膜がまるごと剥がれたり剥離したりしてしまった場合には、塗装自体の効果が無くなってしまうため早急に塗り替えが必要なサインです。


塗膜の剥がれや剥離は放置すると次々と進行していき、防水性能だけではなく外観も非常に悪い塗装トラブルとなっています。

また塗膜の剥がれは前回の塗装時に高圧洗浄が足りていない場合や、施工不良といったトラブルが原因で発生しやすい現象です(涙)


過度に最安値の外壁塗装業者を探している場合に、無理に費用を削ると洗浄工程を省くなど皺寄せとして発生することも


塗膜の剥がれトラブルを防ぐためには、外壁塗装の際には過剰な値引き要求を行わない事が対策となります。




クラックの発生


クラックとは外壁に生じる「ひびわれ」の総称で、塗装の経年劣化や地震・振動が原因で発生する現象です。


そんなクラックの種類も大きく分けて2種類のクラックが存在し、以下の通りになります。


  • ヘアークラック(幅0,3mm以下、深さ4mm以下)
  • 構造クラック(幅0,3mm以上、深さ4mm以上)

クラックは放置していると中へ雨水などが侵入し、徐々に周囲を腐食していく原因になってしまいます(涙)


また自然に発生しやすいへアークラックは、外壁塗装を行う事で溝を埋める事ができる事が可能です。


そのため外壁塗装を行うべきタイミングのサインとしても、クラックは判断材料の一つになります!

ただしクラックの幅が大きく深い場合には、深刻なトラブルが発生している可能性が高いため信頼できる業者に診断してもらうのがおすすめです(汗)


どうしても信頼できる業者が周囲に居ない場合には、LINE友達登録で気軽に無料相談を承っていますので是非ご利用を検討して下さいね♪

【LINEともだち登録リンク】




外壁塗装のタイミングを無視し続けると発生する怖いトラブル



外壁塗装を行うべき見極めの一つであるサインの数々を紹介しましたが、気になるのが塗装のタイミングが訪れているにも関わらず無視続けた場合


外壁塗装は適切なタイミングで行わなければ、外観や防水性能が損なわれるだけではなく大規模修繕が必要になることも。

そんな外壁塗装を行うべきタイミングを無視して発生する、恐ろしいトラブルの数々を一例として紹介していきますね・・・!




防水性が無くなり内部が腐食する


外壁塗装のタイミングを逃し放置し続けると、防水性能がなくなり外部の水分が内部へ侵入してきます。


戸建住宅は内部に水分が侵入すると柱など、各部分の腐食が進み建物自体の寿命を縮めてしまうことも。

最悪の場合には侵入した雨水が基礎付近の柱を腐食させ、家の傾き・倒壊の危険が発生し家として住めなくなる恐れがあります


更に瓦屋根ではなくスウェートを屋根部分に採用した住宅の場合、屋根塗装の防水性能が失われると雨漏りトラブルが発生することも・・・(汗)


雨漏り工事は高額な場合、一度の施工費用が200万円を超えることも珍しく無い修繕工事となります。


そのため外壁塗装は適切なタイミングで、施工を行う必要があることを認識しておきましょう!




内部の修繕工事により外壁塗装を行うより高額になることも


外壁塗装のタイミングを渋りすぎると、外壁塗装を施工するより高額な修繕費が伴う恐れがあります


理由としては防水性を失った外壁は、住宅の内部を腐食してしまうのが主な理由です。

腐食が進んだ住宅の修繕費は高額なものばかりで、一例としては以下のような項目と修繕費が発生することも(汗)。


  • 雨漏り工事(〜200万円)
  • 断熱材補修工事(〜150万円)
  • 基礎工事(〜200万円)
  • 柱の修繕工事(〜300万円)
  • 家の傾きジャッキアップ(〜300万円)

外壁塗装は後回しにするほど、後で手痛い思いをするため適切なタイミングでの施行がおすすめですよ。




自宅を売る場合にも価格が暴落する


建物の内部が腐食し劣化が進んだ場合には、住宅を売却する場合にも価格が暴落します。


特に建物内部に水分が侵入する事で発生する雨漏りや白蟻、床の傾きは「物理的瑕疵」として取り扱われることも。

「物理的瑕疵」とは簡単に説明すると欠陥住宅認定された物件で、売却価格に大きな影響を与えてしまいます


そのため今後住宅を売却することを視野に入れているのであれば、外壁塗装を渋ることで価格が暴落する恐れがある点にも注意が必要です。




外壁塗装は耐用年数が長い塗料の使用でランニングコストが安くなることも!


一度の施工料金が安いとは言い難い外壁塗装ですが、実は耐用年数が長い高グレードの塗料を使用することで総合的な費用を安く済ませる事が可能です。


安く済む理由としては、耐用年数の短い塗料の場合は足場の設置費用が塗装を行うたびに数十万円近くの費用が発生するため。

そのため何度も塗り替えしを前提とした塗料ではなく、数十年以上の耐用年数を誇る高グレードの塗料を使用がおすすめですよ!


そんな外壁塗装のグレードに関する詳細は、以下の記事で概要をまとめていますので興味がある方は参考にしてみて下さいね♪


外壁塗装の種類や塗料の選び方・耐用年数の違い概要まとめ




外壁塗装のタイミングが不明な方はLINE友達登録で気軽に相談可能♪


外壁塗装を行うべきタイミングを紹介していきましたが、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか。




「これって、本当にチョーキングっていう現象なの・・・?」

「大きなクラックが発生していて不安だ・・・」




周囲に気軽に相談できる知り合いがいなければ、住宅に関する不安がどうしても付きまとってしまいます。


そんなアナタのために当サイトでは、LINEの友達登録で気軽に外壁塗装に関する相談を行う事が可能です♪

外壁塗装のサインが本当に合っているか、よくわからないと疑問を抱えている方は是非気軽にご連絡下さい!


【LINEともだち登録リンク】