Tips


外壁塗装の見積もり前に確認したい費用計算や塗料種類ごとの特徴・値段

2021年10月27日



外壁塗装の見積もり前に、どのように施工費用を算出しているか知りたい…!



外壁塗装の見積もりを検討している方は、以上のような疑問を抱えているのではないでしょうか?



建設関係者以外の場合、正しい見積もりを算出することが難しい外壁塗装。



数年〜数十年に1度の施工作業となる外壁塗装では、決して安くない出費になるので業者選びに失敗したくない方も多いのではないでしょうか。

そこで当記事では外壁塗装の見積もり前に確認したい、費用の算出方法や塗料の種類で変動する値段などを解説していきます。



失敗しない外壁塗装を行うため、情報を求めている方に最適な内容になっていますので是非参考にしてみてくださいね。




外壁塗装の見積もりは「塗料メーカー毎の設計価格表」で変動




結論として外壁塗装の見積もりは、「平米単価」や「設計単価」、「見積もり単価」を元に算出します。

平米単価とは施工予定の住宅㎡毎に算出される施工料金、設計単価は、「設計価格表」と呼ばれる規格から計算。



設計価格表とは料金設定が曖昧にならないために、塗料メーカー毎が定めている外壁塗装の料金の基準値とも言える内容を定めたものです。



塗料メーカーは、毎年塗料ごとに1平米の基準値を定めて「設計価格表」を制定しています

因みに「設計価格表」は、一般の方でも検索で簡単に調べることが可能です。



そのため使用予定である塗料の種類と、設計価格表を照らし合わせることで適正な価格帯を把握することができます。

ただし一般的な住宅の平米は、150㎡前後であることが大半。



一方、『設計価格表』では、殆どのメーカーが300㎡を前提として設計されています


そのため平米が狭い一般住宅は想定より、割高になる可能性が高いため注意が必要です。


余談ですが日本ペイントは「100〜300㎡」の設計価格を取り扱う、数少ないメーカーなので是非参考材料に活用してみて下さいね。



参照:日本ペイント株式会社(設計価格表)




外壁塗装業者選びで損しないために押さえておきたい基礎知識



見積もりの算出方法を踏まえた上で知りたいポイントとしては、外壁塗装の業者を選ぶための基礎知識ではないでしょうか。


そこで外壁塗装の業者選びで押さえたい以下3つの項目を、それぞれ解説していきましょう。

  • 外壁塗装の計算方法
  • 施工方法ごとによる値段の違い
  • 外壁塗装以外の補修作業費

それぞれの項目についても、順を追って解説していきますね!




外壁塗装の計算方法



外壁塗装の見積もりが正当か、大まかに計算するためには、使用予定の塗料メーカーの「設計価格表」と「外壁面積」が必要です。


外壁面積は床面積を各階合計した数値である「延べ面積」を算出し「1,1〜1,4」の係数を掛けることで、おおまかな数値を算出することができます


一例として施工面積150㎡の住宅に、日本ペイントの塗料を使用した一例を紹介していきましょう。


下塗りに「パーフェクトフィラー」を使用し「オーデフレッシュSi100Ⅲ」を平滑で施工した場合。

3,030×150=454,500



よって、塗装料金「454,500円」に加え、報酬作業などの手数料が発生します


タイルデザインが存在する場合など、住宅の構造によっては塗装を行わない面積を考慮する場合もある点に注意しましょう。




塗料の種類による値段の違い



外壁塗装は使用する塗料の種類によって、大きく値段が変動します。


使用する外壁塗装の塗料は、一例として以下の通り。

  • アクリル:最も安価な点がメリット、耐用年数が短いため安く押さえて頻繁に塗り替えたい方に最適
  • ウレタン:一般的に使用されることの多い安価な塗料、耐用年数も5〜10年とバランスが優れているのが特徴
  • シリコン:耐用年数7〜15年と長期間塗り替えが必要なく、長い目で見ると安く済む場合が多い塗料
  • フッ素:フライパン加工にも使用される成分から汚れに強く、耐用年数も15年以上を誇る代わりにコストが高い高グレードの塗料
  • ラジカル制御形塗料:シリコンに代わる新塗料、耐用年数8〜17年で塗料が粉を吹く「チョーキング」が発生しないのが最大の特徴

また他には以下のように機能付き塗料と呼ばれる、特殊塗料なども存在します。

  • 遮熱塗料:太陽光を反射することで、室内の温度を上げすぎない効果を持つ塗料
  • 断熱塗料:暑さだけではなく寒さも通さない塗料、寒暖差の激しい地域に最適で自宅の寿命を縮める原因である結露を防ぐメリットも存在




それぞれ費用や機能性が高いほど耐用年数も長くなる傾向があるため、塗料を長持ちさせたい方ほど、グレードの高い塗料の使用がおすすめです。


仕上がりも「平滑」と「なみがた」の二種類が存在し、「なみがた」で施工するほうが若干割高になる点にも注意が必要しましょう♪




外壁塗装以外の経費



外壁塗装は塗料だけではなく、塗装に必要な経費が多数発生する場合も珍しくありません

一例としては足場の設置や養生費用、補修作業といった内容が経費に含まれる場合もあります。



特に補修が必要になる場合は、板金業者など応援業者を呼ぶこともあるので見積り金額が上乗せされる場合も・・・



そのため外壁塗装を行う際には、その他の経費も見積もり金額に提示されることも多い点に注意が必要です。



外壁塗装の費用を削減したい場合に押さえておきたいポイント





外壁塗装の依頼を検討している方で気になるのが、見積もりから値引きできるポイント等ではないでしょうか。


見積もりから費用を下げるために押さえておきたいポイントは、主に以下の2点。

  • 塗料のグレードやメーカーを確認・見直し
  • 付帯部分の塗装は省略

特に塗料のグレードやメーカーは外壁塗装の費用を大きく左右する項目なので、見積もりが適正か判断するためにも必ず確認を行いたい項目です。


また「付帯部分」とは、シャッターや雨戸など外壁以外にも外壁塗装で施工することの多い施工部分の総称


外壁塗装を行った場合には長年の痛みや劣化により外観が目立ってしまうため、一緒に施工することの多い部分です。


付帯部分があまり多くない住宅の場合には、施工対象から省略することで費用を軽減できないか相談するのも手段の1つでしょう。



外壁塗装で損しないために押さえておきたい項目




外壁塗装の見積もりに関する概要を紹介した所で気になるのが、外壁塗装で損しないために最低限知っておきたいポイントではないでしょうか。


そこで外壁塗装で失敗しないためにも、再度確認しておきたいポイントとして以下の3項目を紹介。

  • 自宅の平米を確認・把握する
  • 塗装以外の「補修・防水・現場管理」等、項目を確認
  • 無料診断では納得いくまで業者に質問を行う

外壁塗装で損しないためにも、再度重要なポイントを復習しながら概要を押さえていきますね!




自宅の平米を確認・把握する



見積もりで不当な請求を発見するためにも最低限知っておきたいのが、自宅の平米確認や把握です。


平米はメジャー等で自宅外観の縦と横を図り、それぞれを掛け合わせることで大体の数字を算出できます。



自宅の平米が分からなければ外壁塗装の費用を計算することができないので、業者の見積もりが適正か判断することができません。


費用計算が分からない消費者が多い事を良いことに、不当な見積額を提示する外壁塗装業者も残念なことに珍しくありません。



後から業者選びに失敗したと気づく前に、まずは自宅の平米を把握し見積もり額が正当な数字か判断できるよう確認を行いましょう。



塗装以外の「補修・防水・現場管理」等、項目を確認



外壁塗装の見積もりには、塗装以外にも見積もりに以下の項目が追加されている場合があります。

  • 足場設置
  • 高圧洗浄
  • 養生
  • 付帯塗装
  • 防水施工

塗装以外の項目でも足場の設置や養生など、外壁塗装を行う上では必要不可欠な項目も珍しくありません

一例として高圧洗浄は外壁塗装の仕上がりを阻害する汚れや苔の除去を行うため、無くてはならない工程です。



外壁塗装の見積もりが想像以上に高額と感じた場合は、まずは見積もりに必要不可欠な人権費が加わっていないかチェックしてみましょう



見積もり・無料診断では納得いくまで業者に質問を行う



外壁塗装で見積もりを行う際に是非行いたいのが、不明な項目を全て納得行くまで業者への質問です。


どうしても追加項目で納得行かない場合には、その場で外壁塗装の依頼を申し込まないなど徹底することで大きな失敗を防ぐことができます

外壁塗装で失敗する原因としては、直接営業などで見積もり後にその場で依頼の決断を迫られることが大多数です…



そのためにも見積もり後に、その場で即決するのではなく念入りに見積もり項目を納得いくまで確認するのがおすすめでしょう。

外壁塗装の見積もりに関する概要については、以下の記事で概要をお伝えしておりますので興味がある方は是非参考にしてみてくださいね。


一軒家の外壁・屋根塗装の目安・金額が気になる方必見!外壁塗り替え施工料金の見積もり3パターン金額算出例

東京都荒川区の外壁塗装者「BOP Affects」による、見積もり費用の内訳の算出方法と事例とは…?

外壁塗装の見積りは適当な業者だらけ⁉︎根拠に基づく見積もり例の内容&内訳を大公開‼︎


やたら安価な見積もりを提示してくる業者は悪徳業者の可能性も!?


外壁塗装の依頼時に警戒したいのが、お得な施工料金と見せかけて手抜き施工で現場を片付ける悪徳業者の数々です。


悪徳業者が発生する主な原因は、塗装リフォーム業界で蔓延る営業側と職人の方向性の食い違いによるもの。


自身の成績のため数多く契約を成約したい営業と、予算不足で正しい施工が行えない職人の違いにより結果として手抜き施工などが発生します。


外壁塗装で失敗してしまうとやり直しが必要なので、結果として2倍以上の費用が発生してしまうことも。


そんなトラブルを未然に防ぐために、当記事では悪徳業者の手口や共通点などの詳細を公開しておりますので是非併せて確認してみてくださいね。


外壁塗装で悪徳業者に騙されないために、相見積もり時に信頼できる業者を見極める方法

外壁塗装のしつこい飛び込み営業・訪問営業が高確率で悪徳業者である理由と断り方

外壁塗装の下請け業者で蔓延る手抜き工事・悪徳業者の怖い実態9選


また当社「BOP Affects」では、外壁塗装のカラー選びでの失敗を防ぐシミュレーションソフトを利用したご案内をさせて頂いております


事前に外壁塗装後の仕上がりを確認する事ができるカラーシミュレーションの概要については、以下の記事で概要を深掘りしていますので是非併せて確認してみてくださいね。


外壁塗装の転ばぬ杖の先!?シミュレーションソフトで失敗知らずのイメージチェンジ

荒川区「BOP Affects」のカラーシミュレーションを用いた外壁塗装の見積もり・契約・施工の流れを大公開!


外壁塗装の疑問点・不安点は東京都荒川区の専門業者「BOP Affects」へご相談下さい


塗料ごとによる見積もり価格の違いについて、参考としてお役立て頂けたでしょうか。


ですが外壁塗装の施工を検討している方は、調べるほど分からないことが発生するので戸惑う方も多いのでは無いでしょうか


そんな悩みを解決すべく東京都荒川区の外壁塗装専門業者である当社「BOP Affects」では、LINEにてお悩み相談やご質問を承っております


相談自体は無料で行うことができますので、外壁塗装に関してご不明点が御座いましたら何でもご相談下さい!


また外壁塗装のお見積もりやご相談については、以下のフォームで申請する事ができますので是非お気軽にご一報下さいね。