外壁塗装の養生とは？施工前に知っておきたい費用の目安・設置期間
2022年08月15日
はじめて外壁塗装を検討している方で、養生という聞きなれない単語を初めて知った方も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では養生の概要や役割・使用する道具などに関して詳細を解説していきます。
これから初めての外壁塗装を検討している方は、是非最後まで目を通してみてくださいね。
外壁塗装の養生って何？
結論から言うと養生とは、塗料による汚れを防止したり美しい仕上がりを実現したりするために使用する保護工程です。
外壁塗装は数年～数十年以上住宅を水分から守る最前線として、バリアの役割を果たす住宅施工の1つ。
更に綺麗で真っ直ぐな線や境界線を実現するためには、妥協のない養生作業が塗装の仕上がりに大きく影響するほど地味に大切な工程です。
養生は素人臭いはみ出しや汚れを防ぎ、プロらしい妥協のない美しい外壁塗装を実現するためにも必要不可欠な作業となっています。
外壁塗装で養生を行う主な目的
塗装や建設業界で広い意味で捉えられる養生ですが、外壁塗装を検討している方で気になるのが外壁塗装で用いる養生の目的ではないでしょうか。
そこで外壁塗装で養生を行うことで得られるメリットや、未然に防げるトラブル・養生の目的についても解説していきましょう。
塗料の飛散から守る
外壁塗装の養生で最も重視するのは、塗料の飛散から住宅や車などを保護する役割です。
特に高級車などに外壁塗装の塗料が付着すると、車の塗装まで削られてしまうので残念ながら綺麗に除去することができません。
特に経験がない方の場合DIYで外壁塗装を行う際には、近隣トラブルとして発展しがちです。
安く済ませようとDIYを行い失敗した最悪のケースでは、外壁塗装をプロに依頼した額より大幅に高額な賠償責任を負うことも。
そのため自身での外壁塗装を選択肢として検討している方は、以下の記事も是非目を通してみてくださいね。
デザイン性の高い塗装の実現
2つの色彩を用いて仕上げるツートンといった外壁塗装を実現するためには、片方を塗装後に養生を行い保護することで高いデザイン性を実現。
ツートンカラーは周囲の住宅と被ることが少ない人気の高いカラーリングなので、今後外壁塗装のイメージチェンジを検討している方は是非検討してみては如何でしょうか。
養生の相場は◯万円前後
外壁塗装を行う際には全ての業者の共通点として、見積もりの内訳として養生の項目が記載されています。
残念ながら養生は開口部や床・雨樋など、多岐にわたる範囲に施すので正確な見積もり額の算出は難しいのが実情。
荒川区の外壁塗装専門業者である当社「BOP Affects」では、実際に施工を行なった見積もり例を大公開していますので是非併せて参考にしてみてくださいね。
養生で使用する道具
養生の気になる概要や費用について紹介していきましたが、実際に使用する養生の道具に関して検討がつかない方も多いのではないでしょうか。
そこで外壁塗装に使用する養生の一例として、以下の概要を紹介していきます。
- マスカー
- マスキングテープ
- 養生用ポリシート
- ブルーシート
- カーカバー
- 飛散防止ネット
それぞれ順番に、詳細を解説していきますね。
マスカー
薄いビニールの膜で、窓などを覆うテープと一体化した養生道具が「マスカー」です。
また厚いビニールを採用することで破れにくく人が通行できるノンスリップマスカーなど、種類も幅広いのも特徴的な養生道具です。
マスキングテープ
真っ直ぐな塗装の境界線を実現したり、美しいコーキングを実現したりするのに必要不可欠な養生アイテムが「マスキングテープ」です。
地味ですが使い方次第で最終的な仕上がりが決着する、プロの腕が光る養生道具なので外壁塗装には必要不可欠な養生道具です。
養生用ポリシート
マスカーと異なりテープが付属しておらず、透明なビニールシートである養生道具が「養生用ポリシート」です。
塗料が付着しても染み込まず、乾いて剥がれるビニールなので広い範囲を養生するのに適した道具となっています。
ブルーシート
ピクニックやお花見などレジャーでもお馴染みのブルーシートも、外壁塗装の施工現場では養生道具として活躍します。
またポリシートやマスカーと異なり、雨天などの悪天候時に滑りにくいので安全を考慮して玄関など依頼主様が通行する場所にも使用します。
カーカバー
車全体を覆う形で使用する養生道具がカーカバーです。
厚手タイプから薄手タイプまで種類も様々で、利用用途に応じて使い分けを行います。
そのため大切な車両へ物理的に被せるのに抵抗がある方は、車の移動をお願いしております。
飛散防止ネット
塗料飛散防止ネットは、風の影響も受けにくい工夫もされている通気性の良い足場に設置する厚手のネット。
特に吹きつけ塗装といった、塗料が周囲に飛び散りやすい塗装では必要不可欠な養生です。
養生は「塗り始め～足場解体」まで設置が必要
外壁塗装中に養生を行なっている間は窓が開放できないので、どれくらいの期間養生が必要か気になる方も多いのでは無いでしょうか。
結論として外壁塗装で養生を行う期間は、塗料の塗り始めから足場解体まで必要になります。
外壁塗装をできるだけ長引かせないためにも、施工がおすすめな季節などの概要は以下の記事で概要を紹介していますので是非参考にしてみてください。
外壁塗装のイメチェンにシミュレーションを行なってみませんか？
外壁塗装では新築のような艶感が蘇るため、カラーリングを変更することにより今までの住宅をガラリと印象を変更することが可能。
ですが施工費用が決して安くない外壁塗装では、失敗を恐れてカラーチェンジに挑戦できない方が多いのも実情です。
事前に住宅の仕上がりがシミュレーションで確認することができるので、外壁塗装の思わぬ失敗を防ぐことができます。
そんな外壁塗装のカラーシミュレーションの利用に関する詳細は、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は是非参考にしてみてください。
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外壁塗装の養生に関する概要が気になっている方は、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
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